コンサル・経営企画職

中途コンサルが使えない3つの理由とその対策【経験者】

2020年11月27日

この記事で解決できる悩み

・「中途入社は使えない」といわれる理由は?
・「使えない」といわれないために身に着けるスキルは?
・MBA、中小企業診断士の取得はあった方がよいか?
・中途で使えないといわれないために今の会社でできることは?

マスタク
上記の悩みを解決できる記事を書きました!

  • 筆者はメーカーから経営コンサルファームに中途入社
  • 1年程度働コンサルファームで勤務後、IT企業に転職
  • 苦戦を強いられた実経験をもとに解説していきます

この記事で解説する『中途コンサルが使えない3つの理由とその対策』を読み実践すれば、「中途入社のあいつ使えないよな」と言われなくて済みますよ!

 

 

1.中途コンサルが使えないといわれる3つの理由

中途コンサルが使えないといわれる3つの理由は下記です。

①コンサル特有の仕事に慣れていない

②身体的・精神的な疲れに慣れていない

③コンサルファームの入社基準が低くなった

それぞれ解説します。

 

 

①コンサル特有の仕事に慣れていない

「仕事に慣れてない」というのが最大の理由です。

コンサルファームは、事業会社(メーカーとか小売とか自社で事業を持ってる会社)と違い、求められる速さ、質、量など全て段違いです。

まわりのメンバーが当たり前のようにできて「自分は全然できない」ということがあたりまえのようにおこります。

筆者も毎日「なんでこんなにオレはできないのだろう…」と自信を失う日々でした。

でも大丈夫です。

コンサル中途入社組はみんな経験しています。
与えられた役割を誠実に一つずつこなしていけば問題ないですよ!

 

 

②身体的・精神的な疲れに慣れていない

コンサルファームに「休みの日」はほぼありません

平日はクライアントとの打ち合わせなどがあるため、土日に資料づくり、エクセルとの格闘、議事録作成におわれることもしばしば。

さらに毎日のようにプロマネから詰められ、精神的にも鍛えられ?ます。

大企業でホワイト環境育ちのみなさまは、中途半端な気持ちで、コンサルファームに行かないでくださいね。

 

 

③コンサルファームの入社基準が低くなった

以前に比べコンサルファームは「入社基準が低くなった」と言われています。

学歴でいえば東大クラスでないと通過しませんでした。
現在ではMARCHレベルでも通過します。
(かくいう筆者もMARCHレベル)

基本的には面接で最低限の業務に耐えうるポテンシャルがあるかどうかを判断されます。

筆者のようにギリギリで入社できる者もかなり増えてきており、入社後に苦労することになります。

参考

20~30年前に比べ戦略策定や課題解決に外部コンサルタントを活用するのが一般的になってきました。

その結果、コンサル市場は拡大しました。

コンサルファームはリソース確保のために基準を引き下げた、ということになります。

 

 

 

2.使えないと言われないためにとれる3つの対策

中途コンサルが「使えないといわれないための3つの対策」は下記です。

①構造的思考を鍛える

②財務モデル経験を積んでおく

③ショートカットキーを覚える

それぞれ解説します。

 

 

①構造的思考を鍛える

構造的思考とは「全体像をわかりやすく整理する」思考です。

クライアントの課題を解決するために、要素を分解・整理し、気づきを与えるための思考法です。

これができていないと、パワポは流れがわかりにくく、エクセルはぐちゃぐちゃになります。

構造的思考は、コンサル特有のケース面接対策をすることで鍛えることができます。

 

 

②財務モデル経験を積んでおく

戦略もしくは財務コンサルファームに転職しようと考えている方は、必須のスキルになります。

中期経営計画を考えたのち、PL、BS、CFという財務三表に落とし込みます。

コンサル未経験者は、ほぼ確実にこのエクセルワークで瀕死状態になりますので注意です。

一方で、コンサル転職前になかなか実務を経験することは難しいです。

以下の著書やセミナーを参考に最低限のエクセルワークはマスターしておきましょう!

ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた外資系投資銀行のエクセル仕事術 数字力が一気に高まる基本スキル / 熊野整 【本】

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③ショートカットキーを覚える

業務になれない期間はとにかく作業時間がかかります。

おのずと睡眠時間も削られる⇒パフォーマンス低下、の悪循環に入ります。

地味ですがショートカットキーを極めることで生産性向上を図れます

1回の動作は数秒程度ですが、何千回と繰り返す動作であり、積み上げるとかなりの時間捻出につながります。

参考記事

⇒コンサル業務で役立ったショートカットキー50選(準備中)

 

 

 

 

 

 

 

3.MBAや中小企業診断士は必要か?

結論から言うと「資格は不要」です。

筆者(マスタク)も簿記3級程度を持っているだけです。
特に資格やMBAを持っていませんでした。
それでも入社できます。

ただし、外資系コンサル系を志望される方。
最低でもTOEIC800点以上か英語で会議できるレベルでないと厳しいです。

参考記事

⇒外資系コンサルファーム転職のための英語学習方法(準備中)

 

 

 

 

 

4.中途コンサルで生き残るために今日からできること

「中途で使えない」といわれないためには「コンサル専門のエージェント」に鍛えもらうのが最短です。

なぜなら、戦略コンサル出身者も多く在籍し「コンサルで何が求められるか」を熟知しているからです。

 

また、コンサル転職では「ケース面接」というのがあります。

ケース面接対策をとる過程で、コンサルタントの初歩のスキルを身に着けることができます。

以下の記事で「ケース面接対策に強いエージェント」を紹介していますので、
ぜひエージェントを活用し「コンサル転職の夢」をかなえてくださいね!

こちらもCHECK

【経験者】コンサル未経験におすすめする転職エージェント6選

続きを見る

 

 

 

5.まとめ

最後に重要ポイントを整理します。

・「中途で使えない」といわれる最大の理由は「慣れてない」から

・MBAや資格は不要!ただし外コンはTOEICや英会話スキルが必要!

・使えないと言われないために「エージェント」で構造的思考を鍛える

 

コンサルは1日24時間のうち15時間を仕事に使います。
人生の3分の2を仕事で使っているということです。

 

生半可な気持ちでコンサルに中途で転職するのはやめましょう。
間違いなく後悔します。

 

本気の人はぜひ目指してください。
1年、2年コンサル実務積むだけでも同世代と「圧倒的な差」をつけることができますよ。

 

では。

 

 

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