職務履歴書・履歴書の書き方の写真

転職初めての方

【超具体的】履歴書と職務経歴書の書き方【実際のテンプレート公開してます】

2020年9月14日

まずは下記にあなたがあてはまるかどうかご確認頂き、当てはまる方だけ読み進めてください。  

・転職を決意したものの、履歴書や職務経歴書が書けない               ・そもそも履歴書と職務経歴書の違いがわからない ・履歴書と職務経歴書のポイントがわからない

上記の悩み・課題に答えていきます。

    • この記事を書いてる私(マスタク)は転職歴2回であり、計画的にキャリアアップできたと考えています。
    • 難易度が高いといわれているコンサル業界への転職の際は、40~50%程度の書類通過率だったかと思います。

履歴書を書くのはそんなに難しくない

履歴書とは

氏名、生年月日、経歴、資格、本人希望記入欄など基本情報を載せる書類です。 種類によっては志望動機欄のある履歴書がありますが、ないものでも大丈夫です。 私は志望動機欄がないものをずっと使っていました。 志望動機がなくていよい理由として、企業が最終的に採用するどうかを決める場は面接です。 つまり、面接の場でしっかり志望動機が話せれば全く問題ないからです。 もちろんオレorワタシは絶対書きたい!という方は書いて頂いて良いと思います。

履歴書の書き方

履歴書は大きくわけると下記5つのパートに分けることができます。 5つのパートごとに解説してきます。

①基本情報 ②学歴・経歴 ③免許・資格 ④備考 ⑤本人希望記入

実際私が使用していたのは下記の履歴書フォーマットです。 内容は適当に書き換えております。 ①基本情報 ・氏名、生年月日、住所など・基本的なことですが「ふりがな」はしっかりつけましょう。 ・電話番号、メールアドレスもしっかり記載しましょう。  基本はエージェントを経由するので不要ですが、万が一企業とやりとりする場合には必要です。 ・証明写真は清潔感のある写真を貼りましょう。写真は書類選考の第一印象そのものです。  カメラのキタムラなどを有効活用しましょう。せいぜい4~5千円です。 ②学歴・経歴・学歴 ・高校入学からの記載で問題ないです。 ・雑な性格と思われないためにも、学部だけでなく学科まで正確に記載しましょう。 ・職歴で、昇進した場合はそれも書いてあげましょう。アピールポイントになります。 ③免許・資格 ・マイナーな資格や低級資格はあまり書くのはおすすめしません。 ・例えば、簿記は2級以上、TOEICは600点以上である方のみ記載をおすすめします。  ・運転免許は業務上、車の使用も想定できますので、もちろん記載しましょう。 ④備考 ・備考欄の他に、通勤時間、扶養家族、配偶者、配偶者の有無などがあります。 ・備考欄は空欄で問題ありません。 ・通勤時間は面接の際に聞かれることもあるので、しっかり記載しましょう。 ⑤本人希望 ・基本は「貴社規定に準ずる」と書いておきましょう。会ったことない人に値付けはできません。 ・給与交渉は内定後に可能です。私は二度の転職とも内定後に給与交渉し、最初の提示額より上げることに成功しております。  (これはまた別途記事に書きます。)

職務経歴書はキャリア棚卸しがおすすめ

職務経歴書とは

これまでの経歴について、より詳細に書いた書類になります。 いつからいつまで、どの部署に、どういう役割で、何を達成したのか(何をやってきたのか)を記載します。 加えて、これまでの経験からどういう強みがあって、何に貢献できるか、みたいなこともこの書類で書きます。

職務経歴書の書き方

職務経歴書は以下4つのパートに分けることができます。 4つのパートごとに解説してきます。

①職務要約 ②職務経歴 ③活かせる経験・知識・技術 ④自己PR

実際私が使用していたのは下記の履歴書フォーマットです。 こちらも内容は適当に書き換えておりますので悪しからず。 ①職務要約 ・4~6行で完結に今までの経歴を要約します。要約力をみられます。 ・「大学卒業後」から記載し、直近の業務である「〇〇に従事」で終わるとよいでしょう。 ②職務経歴 ・会社概要、主な職務内容について要約します。 ・担当内容とポイント(成果や実績、工夫)について、2~3行で完結に書きしましょう。 ・成果や実績はできるだけ定量的、数値で書くのが望ましいです。 ③活かせる経験・知識・技術 ・業務経験や、業務経験によって得られた知識、技術(スキル)を記載します。 ・内定を勝ち取りたい業種・企業がどういう人材を求めているかを逆算して考えるのがオススメです。 ・応募しようとしている企業の「求める人材像」に「課題解決型人材」とあれば、営業の方は製品・サービスを販売する中で課題解決志向が身についた、などにするのも一案だと思います。  ④自己PR ・③と同じく応募しようとしている企業の「求める人材像」をイメージしてください。 ・自分がどれだけ貢献できる人間かを、実績に基づいて書くとよいでしょう。 ・実績がない場合は姿勢とか、やる気でもよいです。 ・例えば、「経理業務は未経験だが、簿記二級取得に向けて毎日2時間勉強しており、経理実務に最低限必要な知識の習得を目指している」でもよいと思います。

大前提として、採用側は何百枚と書類をみています。 とにかく見る側の気持ちを考え、可能な限り必須キーワードを入れるようにましょう。 必須キーワードは、何度も言いますが、前述のとおり「企業の求める人材像」が何かを調べたり、考えたりして、そこから逆算して考えるのが良いと思います。

職務経歴書が書けないときは?キャリア棚卸表を使う

職務経歴書が書けない理由は、これまで自分が何をやってきたか整理できていないからです。 書けないと嘆くのではなく、私が今から提示するテンプレートをもとに、騙されたと思って書き出してみてください。 下記が私が実際に使っていたフォーマットになります。 それぞれ解説していきます。 [table id=1 /] 縦軸に年度、横軸は役割、成果、専門性です。それぞれ解説していきます。 ◆役割どの部署でなんの担当者だったのか、ということを書きます。 ・例えば、「国内営業のXXエリア担当」「開発部のXX製品担当」などです。 ・「予算売上XX億円」や「XX製品の発売」など当初の目標を入れても良いと思います。 ◆成果大きな成果でなくてもよいです。 ・営業であれば「予算達成率XX%」とか「新規案件XX件受注」とかで良いと思います。 ・開発であれば「XX製品の発売」とか「XX製品名の商標登録」とかで良いと思います。 ・スタッフであれば「業務効率化のためマニュアル作成」「他部署を巻き込んだ会議体の運営」とかでも良いと思います。 ◆専門性 ・業務をこなす中で、他の人よりもちょっと得意だなと思えることで全然良いです。 ・私は入社1~2年目でエクセルを使うことが多かったので「VLOOKUPなどの関数を使える」みたいなことを書いてました。 ・業務以外でも自分の努力で培ったもの、英語が話せる、プログラミングができる、とかでもよいと思います。

おすすめ本

履歴書・職務経歴書に参考にしたい本があれば下記本がオススメです。 上記フォーマットもこの本から引用したものになります。

本気の転職パーフェクトガイド トップコンサルタントが教える [ 森本千賀子 ]

価格:1,430円
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履歴書、職務経歴書についてや転職全般についてはとりあえずこの1冊あればOKです。 私は少なくとも10冊以上は転職関連本を読んできましたが、実用的で手元に残しているのはこの本だけです。

まとめ

・履歴書の本希希望記入欄は「貴社規定に準ずる」と書く。(内定後に給与交渉は可能) ・職務経歴書は「企業の求める人材像」を調べ、考えてから書く。 ・とにかくよくわからない人は、「キャリア棚卸表」を手を動かして書く。 ・履歴書、職務経歴書を書いたら、人からフィードバックをもらう。

最初は完璧じゃなくて全然良いです。 まずは手を動かしたり、誰かに相談したり、とにかく行動しましょう。 今後も転職活動に役立つ具体的なアクションについて発信していきますので、 是非読んでみてください。 では。

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