転職初めての方

【市場価値を知る方法】転職で年収を上げやすい業界も解説

2020年9月21日

まずは下記にあなたがあてはまるかどうかご確認頂き、当てはまる方だけ読み進めてください

この記事で解決できる悩み

・入社3~5年目:仕事が慣れてきた。学生と比べてどれぐらい成長したのだろうか。市場評価を知りたい。

・入社5~7年目:20代後半。年収も上げたいが今の会社では難しい。転職で年収をあげる方法を知りたい。

・入社7~8年目:30歳目前。出世する同僚があらわれ、しだいに同世代でも差がヒラきはじめた。

上記の悩み・課題に対して答えていきます。

 

マスタク

筆者(マスタク)は転職歴2回ですが、転職活動自体は3回経験があります!

  • 1度目は新卒入社3年目。大手自動車メーカーの子会社に内定獲得するも、結局辞退。
  • 2度目は入社7年目。再度の転職活動でコンサル企業から内定2社獲得。年収200万アップ。
  • 3度目は2社目の会社。3社から内定獲得。1部上場IT企業+経営企画+ホワイト環境に転職。

市場価値を知る方法3つ

市場価値を知る方法は、以下3つが想定できます。

①ミイダスで年収を測定する

②転職会議を活用する

③実際に転職活動をする

 

それぞれ解説していきます。

この記事では、「市場価値=顧客や会社に提供できる価値=年収」という定義のもと進めていきます。

 

 

 

①ミイダスを活用し、年収を測定する

※出所:画像はHPより引用

ミイダスという転職サイトがあり、そちらに登録すると年収を知ることができます。

年収以外にも、コンピテンシー診断など、自分の適性を評価してくれる機能もあるので、 自分がどんな仕事に向いてるかわからない人はまずここでコンピテンシー診断などするのもオススメです。 

 

メリット

手軽に登録でき、すぐに自分の年収がわかる。担当者から電話がかかってくることもない。

デメリット

やや正確性に欠ける。私も登録・利用しておりますが、実際の年収よりも高く表示されるケースがある点は注意です。

 

 

 

 

②転職会議を活用する

※出所:画像はHPより引用

転職会議という転職口コミサイトです。

自分の年代が、他の企業ではどのぐらい稼いでるのかを相対的に知ることができるツールです。

また、自分の会社も調べることもできますので、10~20年後の年収が大体どのぐらいかも推定できます。

 

メリット

入社したい企業において、どの年代でどのぐらいの年収なのかを、入社前に調べることが可能。口コミサイトだけあり、比較的実態に近く、簡単に登録可能。

デメリット

直接自分の年収を測れるわけではないので、★4つとしています。

 

転職会議

 

 

 

③実際に転職活動をする

  • おすすめ度

実際に転職活動をして、1社でもよいので内定を獲得してみるという方法です。

 

メリット

あなたへのオファー金額=年収をダイレクトで知ることが可能。

デメリット

心理的にも身体的にもハードルが高いので★3つ。転職活動は普段の仕事をしながら行うので、思ったよりもエネルギーを消耗します。

 

私も新卒の会社で、入社4年目の時に腕試しに転職活動をして、内定を1社頂きました。

大手自動車メーカーの子会社だったのですが、自分が思っていたよりも提示年収額が低く、ショックだったのを覚えています。

結局この時は辞退しました。

 

一方で、年収を上げるためのスキル、経験が何か真剣に考えようと思ったきっかけになりました。

ここまで、市場価値=年収を知る方法を解説してきましたが、あなたの今の仕事の状況や、やる気に応じて試してみてください。

転職に興味が出てきた方は下記記事も参考にしてみください。

オススメの転職エージェントの写真
参考【おすすめ】20代でまず登録すべき転職サイト&転職エージェント5選

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簡単に転職で年収を上げるコツ

一つの答えは「年収が高い業界の特徴を捉え、その業界に転職すること」です。

スキル向上や経験蓄積により、年収UPも可能ですが、けっこう時間がかかりますよね。

 

そのため「年収が高い業界の特徴を捉え、その業界に転職すること」で、同じスキル・経験でも、年収をあげることは十分可能です。

では年収高い業界の特徴についてみていきます。

 

 

年収が高い業界の特徴とは?

年収が高い業界の特徴として、下記2点の要素をカバーしている業種・会社だと私は考えています。

①営業利益率が高い

②成長率が高い

 

理由は、営業利益率(本業の利益率)が高ければ、単純にそれだけ給料にお金が回せるからです。

一方で、いくら利益率が高くても衰退産業ですと、おのずと利益率が低くなり、将来的に給料は下がると考えられます。

 

成長市場では、そこで得られるスキルや知見は価値が高く、次に転職する際も給料が上がりやすい傾向にあります。

そのため、成長率の高さ、というのも重要な要素といえます。

※「年収高い 業界」で検索結果にでてきた内容も、一つの考え方かと思います。

 

 

営業利益率の高い業界TOP10

ここでは営業利益率の高い業界についてみていきます。

 

出所:日本取引所グループのウェブサイト「決算短信集計結果」を基に筆者(マスタク)作成

 

  • 営業利益率TOP10は以下のとおり↓

1位:証券、商品先物取引業

2位:不動産業

3位:医薬品

4位:その他金融業

5位:陸運業

6位:情報・通信業

7位:その他製品

8位:化学

9位:ガラス・土石製品

10位:精密機器

 

上記のデータから、2020年3月時点では、上場企業の平均営業利益率は5.2%でした。

そのため、5.2%の営業利益率が少なくとも確保できている業界・会社か?という視点でみていくと一つの基準になると思います。

また、「1位証券」の利益率が圧倒的です。

昨今の投資ブームもあり、人手をかけないビジネスモデルのネット証券が大きく利益を稼いでいるということだと推察できます。

 

 

 

成長率の高い業界TOP10

次に成長率(前年比増収率)の高い業界をみていきます。

 

出所:SMBC日興証券「主要業種別業績予想要約(売上高)」(2020年9月時点の公表資料)を基に筆者(マスタク)作成

 

 

  • 2019年~2021年の増収率合計のTOP10は以下のとおり↓

1位:医薬品

2位:小売

3位:鉱業

4位:不動産

5位:空運

6位:建設

7位:食料品

8位:サービス

9位:陸運

10位:情報通信

 

医薬品、不動産、情報通信などは増収率(成長率)も安定しています。

一方で、小売りや鉱業が上位に入っておりますが、2020年度の落ち込みが激しい為に2021年度の上昇率が高く、結果的に上位に入りこんできている点は注意です。

 

2021年度の増収率予測だけをみますと、2020年度にコロナ影響で大きく下落した業界においては、通常の数値に戻っただけでも成長率が高くみえてしまいます。

そのため、今回は3年間の成長率の合計値という値で表現しています。

 

下記が元々の年度別の増収率(成長率)になります。

出所:SMBC日興証券「主要業種別業績予想要約(売上高)」(2020年9月時点の公表資料)を基に筆者(マスタク)作成

 

 

 

 

結局どの業界が良いのか?

ここ2~3年であれば、下記3つは比較的年収が高い業界=良い業界と推察できます。

  • 医薬品
  • 不動産
  • 情報通信(IT)

理由は「営業利益率の高い業界TOP10」と「営業利益率(増収率)の高い業界TOP10」に重なっているからです。

 

私個人のおすすめとしては、IT業界をおすすめします。

やはりテクノロジーの進化は著しく、どの業界においてもITを活用せざるを得ない状況になりつつあります。

 

そのため、IT業界で知識・経験を積むことで市場価値を高めることは十分可能だと思います。

私自身もその判断で、IT企業に転職をしました。

 

 

 

 

まとめ

・市場価値を知る方法は「①ミイダス活用」「②転職会議活用」「③実際に転職活動」

・転職で年収を上げるコツは「営業利益率」「成長率」が高い業界に転職

・「営業利益率」と「成長率」の高い業界は「医薬品」「不動産」「情報通信(IT)」

 

実際に転職しなくとも、年収UP実現のためには、ミイダスで適性を診断+エージェントなどから情報収集はしたいところです。

 

特にまだ転職したことがない人は、実際に追い込まれてから始めると出遅れますので、優秀なエージェント担当者ととりあえずつながっておく、ということが転職戦略として望ましいと思います。

 

では。

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